首の痛み

KTさん45歳男性。典型的な寝違え。

寝違えで来られる患者さんは時々おられますが、大抵起きたら首が痛かった、との説明が多いのですが今回のケースは、寝ていた時に首を痛めたとのことでした。

テスト：首を前に倒すと右肩の首よりのあたりが痛い。上を向くと首の付け根が痛い。右に倒すと右肩が痛みます

　　　　左に倒すと右肩が引っ張るように痛い。回旋は右を向いても左を向いても大丈夫とのこと。

テストが終わったのでそれぞれの痛みに対する筋膜損傷の分類です。損傷に対する施術方法が決まったので施術開始。

施術：首を前に倒したときに出る右肩のピンポイントの痛みから始めました。次に上を向いたときに出る首の付け　　

根、正確に言えば頸椎の7番目の右側にあるピンポイントの痛み。この二つを施術すると一番つらかった症状が取れました。次に首を右に倒したときにでる引っ張るような痛み筋膜を真っすぐにするだけでこれは簡単に取れました。最後に首を左に倒したときの引っ張りも先ほどの施術で一緒に消えていました。これで終了と思っていましたがKTさんがベットから立ち上がった際に首に違和感が残ってるとのことだったのでそれも施術をしました。

首の痛みが取れたと大変喜んで帰って行かれました。今回も筋膜しか施術をしていません。やっぱり痛みには筋膜の知識が必要だと改めて感じました。KTさん来院ありがとうございました。