首がほぼ動かない酷い寝違え

KUさん47歳男性。2年ぶりの来院。何かあったら当院を指名してくださいます。

症状：とにかく酷い寝違えです。首のどこが痛いかテストをしようと思い、首を前、後ろ側屈、回旋をしてもらったのですがどの方向も痛く動かしたくないらしい。その中でも右側屈と右回旋はほぼ動きません。（痛みのために）

施術：先ずは筋膜の分類から。両首に縺れている筋膜が首の両側に数本。背中から首にかけても数本の縺れがあります。後は両首の筋肉が筋膜を破り持ち上がっているのも見つけました。縺れている筋膜を丁寧に何度も縺れをほどいていきます。そうすると少しずつ動かせるようになっていきます。何度も何度も縺れをほどきます。飛び出ている筋肉も元に戻します。10数分繰り返したのち再度検査。痛みは1/3まで引きました。この時点で隠れていた筋膜損傷が見つかりました。頸椎に付着している腱が過剰に緊張し痛みを発していました。それを処理するとさらに痛みは消えこの時点で90％の痛みが消えていました。初めにできなかった右側屈、右回旋もできるようになったためここで終了。まだまだ炎症が出る期間だったので深追いはしませんでした。痛みが強くなったら再診と約束をし終了。「さすが先生！」と褒めていただきました。KUさん本日はありがとうございました。