ギックリ腰2連発

①KKさん58歳介護職女性。何気に体を前に倒した際腰に電気が走ったらしい。痛いのを我慢して一日仕事を続け来院。体を伸ばせず反らすのが痛いとのこと。検査：前も少し痛いが反らすことは痛くてできない。

施術：筋膜損傷の分類に当てはめると筋膜が何本も縺れています。それを丁寧に何度も縺れをほどくと反らすこともできるようになりました。が、何か治りが悪く、何の治療が足りないのか考えていたら腰痛ベルトをほかの職員に勧められ付けたそうです。彼女にはこれまで腰痛が出るたびに強く巻くものは”ダメ！”と伝えていたのに今回は巻いたそうです。それにより全部の痛みが取れませんでした。次の日にもう一度施術するとすっかり良くなりました

②HUさん60歳女性。この方は家でバケツを持った際腰に痛みが出たそうです。体は痛みから逃れるために左へ倒れ動かすのが辛いそうです。検査：この方はすべての方向で痛みを出しており検査らしい検査ができませんでした。

施術：筋膜損傷の分類に当てはめると縺れている筋膜、張り付いている筋膜を確認することができました。先ずはもつれている筋膜を元に戻し張り付いている筋膜をはがしていきます。。以外にも数回の施術で80％の痛みが消え思ったより簡単に楽になっていただけました。

この二人の女性の痛みの引き方の違いは急性期に何かを巻いたか、巻かなかったかの違いです！私たち筋膜を扱う人間からのアドバイスは“ギックリ腰”のように急性期には”温めない、締め付けない”事です。

KKさん、HUさんありがとうございました。