肩関節の痛み
2023/10/31
スポーツ障害/肩関節の痛み
肩関節周囲炎(五十肩)
明らかな原因は認められないが、肩関節に痛みが発症し、どんどん痛みが増強していき、しだいに関節拘縮(骨以外の組織が固まって関節の動きが悪くなる状態)を生じ、肩の機能障害をもたらす疾患です。
野球の選手によく見られる事から野球肩とも呼ばれる事もあります。
また、40~60歳代にもよく認められます。老化を基盤に、軽微な外傷や血行障害が加わって、腱、関節包、滑液包などに炎症を引き起こし、肩関節の疼痛や拘縮をもたらすものと考えられています。
腱板損傷
腱板とは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という4つの筋腱より構成されていて、全ての肩の運動において肩関節の位置関係を良好に保てるように作用します。
腱板損傷とは何らかの原因で腱板が破損した状態であり、転倒や打撲、スポーツ外傷などにより発生する場合と、老化を基盤に肩の使い過ぎが加わり発生する場合とがあります。
肩関節脱臼
肩関節は他の関節に比べ可動域が広く、自由に動くかわりに脱臼を起こしやすい関節です。肩関節脱臼は若年者ではスポーツ活動中に、高齢者では転倒によって、又、片麻痺の患者さんにおいては軽微な外力によって発生します。脱臼のタイプとし
ては前方脱臼と後方脱臼とがあり、大半(95%)が前方脱臼です。症状は肩の痛みと腫れ、運動障害です。
----------------------------------------------------------------------
こどの鍼灸整骨院
奈良県奈良市神殿町303-1
電話番号 : 0742-64-2265
----------------------------------------------------------------------