股関節の痛み
2023/10/31
スポーツ障害/股関節の痛み
変形性股関節症
原疾患がわからない股関節症のことを一次性変形性股関節症といい、原疾患などがわかり、それによりひき起こされた股関節症のことを二次性股関節症といいます。
原疾患としては、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全がほとんどだが、ほかにもペルテス症、大腿骨頭壊死、骨端線離開、外傷などがある。
症状は動作の始めに強い痛みがあり、動作中は軽快するが症状の進行とともに痛みは持続的となり、歩行も休みながらでないと不可能になる。また夜間痛を覚えることもある。
ペルテス病
大腿骨頭の阻血性壊死(血液が通わずに細胞が死ぬこと)をきたす疾患で、阻血の病因
は不明なことが多い。4~8歳の子供に起こりやすく男児が女児の5倍近く多い。
痛みは運動により増強し、大腿や膝にかけての痛みではじまることが多い。
特発性大腿骨頭壊死
大腿骨頭壊死はアルコールを多く飲む人やステロイドを服用している人に多いと言わ
れていますが、正確な原因は不明です。
突発的な股関節、大腿、膝にかけての痛みがあり、階段の踏み外しや重い物を運ぶときに痛みを覚える。
大腿骨頭すべり症
はっきりとした原因は不明だが10~16歳の男児、特に肥満児に多く、初発時の痛 みは安静により軽快し、股関節痛や疲労感などで徐々に跛行がみられるようになる。
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こどの鍼灸整骨院
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